買うより安い


定期借地権は、土地を借りることであり、賃貸の土地バージョンと言っても良いかもしれません。土地を借りるときは、地主と契約し、毎月の地代の他に、保証金を支払います。この保証金は、50年後に契約終了すると、借り主に返却されます。50年で契約はいったん切れますが、地主との合意があれば、その後再度契約を結ぶことも可能です。

お金費用面で見ると、土地を買うよりもお手頃と言われています。たとえば年間の地代が30万円であれば、50年間支払うと1500万円になります。保証金を500万円とすると、合計で2000万円となります。この金額だけを見ると、土地を買う値段と変わらないと思うかもしれません。しかし、土地を購入すると、固定資産税などの税金がかかり、また購入後は将来的に、必要なくなったときにどうするか考えないとなりません。さらには土地を買うなら、お金はなければローンとなり、利息も余計にかかります。

このようなことから、定期借地権での土地の利用は、土地購入よりも割安であると言えるのです。感覚としては、土地購入の6割程度の価格で、土地を手に入れることが出来ます。特に定期借地権は、都心など土地価格が高い地域ほど、その効果を発揮します。